2018
Aug
21
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自伝小説的・・女装者を自覚した(5)
エリザベスは外出禁止ですが、わたしは勇気もなかったので当時は室内女装で十分でした。しかし、着実に女装への欲求レベルはアップしていきます。室内での化粧なしで下着女装だった若い男が、女装店でお化粧した完全女装姿を同好の会員さんに魅せる快感を止めることが出来なくなってきたのです。そして次第にネットで画像を公開したくなりました。
会社勤めを続けても上京の際には、エリザベスへ通いました。出張最終日はお客様との打ち合わせも気がそぞろで、仕事が身に入らないのです。会社を出ると幸せでした。開放される、全ての煩わしさから解放されるのですから。道行く女性の服装、お化粧、手元、足元には興味が湧きますが、それ以外はどうでもよく、職場の同僚からせっかくの東京で吉原ソープや錦糸町のデリヘルを誘われましたけど、すべて断ったわたしは、眉も細くして、筋肉が付かないように、日焼けしないように、していたころから、オカマではないかと陰で言われていたようです。傍からみればそうかもしれません。