2018
Aug
25
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自伝小説的・・女装者を自覚した(8)
今度は新宿二丁目を拠点にしてふつうの方々に見られたい、完 全女装姿を晒したい、齢を取る前に記録したいと思ったのです。ネットで調べました。
二丁目にあった女装スナック「スワン」（実名だからＳかなあ）に会員制着替えルーム（月額１万３千円）があるので、H美ママというオーナーに連絡し、免許証コピーを取られ、晴れて会員になりました。お化粧用品の購入はＨママと明治通り沿いの伊勢丹化粧品売り場で揃えました。Ｈママには免許証で面が割れています。わたしは中年男のままで同伴です。Ｈママは私を指さし、売り場の若い女性に「この子にあったお化粧品を揃えて！」の一言。私は絶句です。でも自分でお化粧し完全女装することを選んだのです。肌の保水とか、色白の私に似合うファンデやリップなどを選んでもらいました。途 中から恥ずかしいこともなくなりました。新宿は女装者が多く、売り場スタッフさんは慣れているのです。
ランジェリーやアクセサリー、アウター（11号）は、通販のニッセン、セシールで揃えています。足は２４センチなので普通の女性用で十分なんです。コンプレックスの塊の貧相な体は女性としてなら、天性のもの・・実は女装をするために生まれたようなものだったのかも知れません。
いろいろな方に色白、小柄、小さな顔、細身の体を羨ましがられます。男性として肉体を褒められたことは一度もないのに、女性姿ですが、褒められると心の底から穏やかになります。そして高揚していきます。認められているんだって・・
よくＡＶで一般の主婦が褒め殺しされて、勢い体を赦してしまう作品がありますが、よくわかりま す(笑)。
